ブログ歴３年以上のプロのアドバイス：成功する（稼ぐ）ためのブログ収益化方法（戦略）とは！

ブログの最終目的は大きな収益化の方は多いですね。今現在、それなりに収益を上げている方も、ほぼ収益が無い方も、さらなる収益化のプラスのためにはやはり「収益化の戦略」が欠かせません。

本記事では、成功のための収益化戦略を解説します。ブログを進めるにはコツがある！

ブログを始めて伸び悩んでいるが何が何でも大きくしたい方や、これからブログを始める方でも、ブログに多くの時間を掛けられる方向けのなりふり構わないで稼ぐためのブログ収益化方法の紹介です。

もう少しライトな感じでブログをはじめたい方には、初心者向けの「アフィリエイトの始め方とブログの作り方を完全解説！」記事をお勧めします。

ブログの収益化について

ブログは、素晴らしい自己表現の一つの方法でもありますが、収益が期待できるよりよい趣味でもあります、しかし、ブログが成功するかどうかは、多くの場合、収益化ができるか、できないかにかかっています。どんなに素晴らしいブログを作り、充実していても収益が得られなければモチベーションが続きません。

ブログを継続して楽しむためには、収益化を目指していくことが大切です。

ブログ収益化は趣味の域を越えて、ブログから収益を得るプロセスです。読者に価値を提供しながら、同時に収益を上げる方法を実践していくことがブログの成功につながります。マネタイズですね。

ブログの方向性と読者層（ターゲット）の把握

収益化のためには自分のブログの方向性とその読者層（ターゲット）があっているかどうかを把握、理解することが必要です。

サイトの方向性（ゴール）と、読者の知りたいこと（ゴール）が一致していることが大切です。

１０代、２０代をターゲットにしたファッションブランドが大人向けのシックな黒いワンピースばかり売っていても購入には結びつかないように、ターゲットとなる読者に対してサイトの方向性（お店作りと売る商品）が一致していることが重要ですね。

 ターゲット層を明らかにして集客方法を決める

自分のブログに来て、記事を読み、購入にまでたどり着く読者がターゲットです。クリックしない、購入しない読者を集めても収益には至りません。自分のブログには、どんな人（Who）が来てくれると購入に結び付くかをイメージします。

ターゲットが決まることで、集客方法が決まります。誤った集客を行い、無駄に時間を使うことが内容、ターゲットに合わせて正しい集客をすることが重要です。

ターゲットが把握できたら、ターゲットに合う方法で集客します。４０代、５０代の男性向けの集客なら X（ツイッター）の利用が効果的ですが、tiktok で集客しても効果は期待できません。逆に、１０代女子をターゲットとした集客を行う場合は tiktok が効果的です。

また、記事のキーワードをターゲットに合わせたキーワードにします。

仮想通貨ブログで４０代会社員をターゲットとした場合、「４０代会社員の資産形成、株、FX、仮想通貨それぞれの特徴を解説」のように、ターゲット層に向けた集客記事を作ることが必要です。この場合は、「４０代会社員の資産形成」でターゲット層を特定していますね。

集客記事でターゲットを特定し集客して、購入記事で、購入していただくことが基本戦略です。

また、「ターゲットは幅広く集めたほうが可能性が高いのでは？」と思う方もいるかもしれません。上記の例なら、４０代会社員に絞らずに、２０代、３０代や、６０代、７０代の定年後の人も集めたほうが（母数が多くなる分）売れるのではと思う気持ちもあります。

しかし、ターゲットを広くすることは実際には逆効果です。

実はターゲットを絞り込んだ方が、ブログ記事は集客でき、購入に結び付きやすいのです。

また、ターゲットを絞り専門性を高めたブログのほうが、SEO に効果的で検索順位が上位になりやすいという特徴もあります。

集客記事はペルソナを設定して書く

記事を書く場合は、個人を特定して書くほうが、実は多くの人に受け入れられる記事になります。

例えば、世の中の多くの人に向けた手紙（メッセージ）は、プロ級のキャッチコピーマーケッターでもない限り、一般の人が作ると案外チープで誰にも読まれない手紙（メッセージ）になりがちですが、結婚式で新婦が両親に向けたメッセージなどは真に心に響きます。

ブログも同じで、記事に「思い」が入っていることが、実は多くの読者に「共感」や「感動」を与える記事になり、それが「良質」な記事になります。

では、どうやって「思い」が入っている記事を書くのでしょうか？

ここで利用するテクニックが「ペルソナ・テクニック」です。

ペルソナ・テクニックとは、実際に「誰に」向けて生地を書くのか？の「誰に」を特定する手法です。「誰に」は実際の人物でもよいし、ターゲット層に合った特定の人を想像しても構いません。例えば、２０代後半女性向けのパンケーキサイトの記事を書く場合に、名前や職業、その人の人生までも含めて人物を作り上げます。

仮に「田中 香苗」さんを想像してみます。

もはや架空の「田中香苗」さんが、自分のリアルな友達であるかのように想像してください。

想像できたら、彼女（田中香苗さん）に、まさにパンケーキをお勧めする文章で記事を書きます。これが「ペルソナ・テクニック」です。特定の人に向けた「思い」を込めた文章は、その他大勢にも共感を生む文章になる。ペルソナを設定して記事を書いていくことで、良質な、読者の心に響く記事を書くことができます。

ペルソナ設定については（詳しくは）こちら

購入記事は PASONA の法則を使う

いよいと読者に商品やサービスを購入（申し込み）してもらう段階に来たならば、「購入するぞ！（申し込むぞ！）」と思わせる記事にしなければなりません。ここで使うのが「PASONA の法則」テクニックです。

「PASONA の法則」とは、「P」「A」「SO」「N」「A」の英単語の先頭から名前が付いています。

項目	内容
「Ｐ」robem	問題点を示す 悩みを示す
「Ａ」gitation	扇動する 興奮させる / 不安にさせる
「ＳＯ」lution	ソリューション（解決策）を提示 アドバイス（提案）する
「Ｎ」arrow down	限定する いますぐ解決が必要と思わせる
「Ａ」ction	行動を後押しする 行動させる

上記の各項目を章にして、「P」→「A」→「SO」→「N」→「A」の順番で記事（見出しと文章）を構成していき、Action で適切にアフィリエイト広告を入れることで読者に「購入」してもらう記事になります。

PASONA の法則については（詳しくは）こちら

稼ぐためのジャンル選択

ブログで収益化を出していくためには、何を売るか（何を紹介するか）が大事なのは言うまでもありません。つまり何をテーマとしてサイトを作るか、ジャンル選択がカギになります。

稼ぐためには「高単価」の案件を取り扱う

ブログで大きな収益を上げるためには、高単価の案件があるジャンルを狙うことが必要です。

よく「競合が少なく、かつ売れ筋の商品があるニッチなジャンルを狙う」と言われ、血眼になって、これはダメ、あれはダメと悩む方が多いのがブロガーあるあるですが、そんな都合よく稼げるジャンルは滅多にありません。それこそ、砂漠でダイヤモンドを探すような難しさです。

また、単価の安い案件を積み重ねても収益が大きくはなりません。紹介料100円の商品が 10 個売れても収益は 1,000円ですが、紹介料 5,000 円のサービスが 10 個売れたら（申し込まれたら）収益は 50,000円です。そして、紹介する記事を書く労力はどちらも変わらないのです。

もちろん 1,000円の収益でもありがたいお話ですし感謝でいっぱいですが、目的を「大きな収益」に置いた場合は物足りません。大きな収益を狙うならば、同じ 10 個でも、単価 5,000 円の商品（サービス）を狙う必要があります。

よくある高単価案件（例）

どのASPでも高額案件はありますが、探しやすく幅広く見つかる a8.net は特におすすめです。

セグメントで市場を切る（高単価案件のコツ）

高単価案件は、競争相手も多いので全く見てもらえないのでは？と思う方は多いですね。その通りです、競合は多く強いです。有名企業の独占市場では？と思いますが、個人でも太刀打ちできる狙い方が一つあります。

個人でも狙える方法は、「セグメント分け」です。

正確には市場をセグメントで分けて、競合少ないブルーオーシャンを見つけるテクニックです。

セグメント分けは、主に縦軸と横軸に条件や環境という要素を入れてグラフ化し、たとえ一見競合が多いと思われるジャンルでも、個人が狙える場所を見つけ出す方法です。

たとえば、歯医者という世の中に競合が多い（レッドオーシャン）な業界を考えてみましょう。縦軸に「繁華街 or 住宅街」、横軸に「診療時間」でセグメントに分けてみます。

「繁華街」に「深夜診療」する歯医者を開業するならばブルーオーシャンであることがわかります。たとえば新宿や六本木、渋谷などの繁華街で夜間診療している歯医者や薬局、もろもろの日用品ショップやコンビニエンスストアに需要があることが証明していますね。

ブログの世界も一緒です。「結婚相談所」の案件でも、たとえば、「離島に住む３０代男性」や「農業を営む４０代男性」、「田舎で暮らしたい都会に住んでいる３０代女性向け」のように分けることで、一気に案件獲得を狙える可能性が高くなります。

ここで有効かつ威力を発揮するテクニックが、前章の「ターゲット化」と「ペルソナ設定した記事の作成」になってきます。

数うちゃ当たるが一番効果的（稼ぐジャンルの見つけ方）

なりふり構わず稼ぐ場合は、「数うちゃ当たる」がおすすめです。これは、高単価なジャンルが１０個あったら、各々に対して高品質なサイトを作る（合計１０サイト作る）ことです。つまり、どのジャンルが当たるかわからないから全部やってみよう作戦です。

稼げないブロガーがなぜ稼げないかというと、ジャンルを１つに絞り、１つのサイトのみでチャレンジするためです。もちろん、奇跡的に運よく稼げるジャンルを引きあてるブロガーや、天才的なセンスでヒットサイトを作り上げるブロガーも中にはいますが、独特の才能がある人のみと割り切りましょう。

たとえば、アイスクリームメーカーも、清涼飲料水メーカーも、プロの企画者・マーケッターが毎年何十、何百もの新商品を発売しますが、世の中に残っていくのは１個か２個ぐらいです。残りの９９％は売れず淘汰され販売停止となることでしょう。ある程度売れるための事前調査や戦略は練るものの、やはり「数うちゃ当たる」戦略を用いているといえます。

企画・マーケッターを専業としているプロですら、単一の商品１つだけを狙ってヒットさせることは難しい。ましてや、私たちブロガーが、単一のジャンルで単一のサイトをヒットさせることは相当難しいと言わざるを得ません。

たくさん手掛けて、そのなかから伸びていくところに注力していくことが大切です。よく言われる「選択と集中 concentration in core competence. ( selection and concentration. )」という言葉があり、日本人は「選択と集中」を最初から１つのことに一生懸命になると認識しがちですが、実は違います。より多くのことを手掛けて、伸びていくところを見定めてそこに投資しろ！という教えです。

現在も月間７桁などを稼ぐブロガーはいますが、その多くは、実は複数のサイトを運営し、伸びないサイトはどんどん切り捨て、伸びるサイトをチョイスしていく戦略を使っています。

「初心者はわけわからなくなるから複数のサイトを運営してはいけない」は、たしかにその通りですが、なりふりかまわず稼ぎたいなら多くのチャンス（候補）を作っていかなければ当たりは引けません。

「数うちゃ当たる」戦略が必要です。

「選択と集中」は誤訳！？解説記事は こちら

作業のテンプレ化と外注化

なりふり構わずにやると言っても、大量のサイトや記事を、毎回アイデアを出し一つ一つ丁寧に作っていっては大変です。もちろん記事の質は大事ですが、記事やサイト毎にデザインを特別に変えていてはいつまでたっても作業が終わりません。

大事なことはサイトの外観や記事の構成のテンプレ化、そして、作業の外注化です。

作業のテンプレ化

大量にサイトや記事を作っていく場合、作業の効率化が大切です。特にサイトの外観はある程度綺麗に見えれば凝る必要はありません。

外観も記事も、基本形をテンプレート化しておいて、作成する際には文言と画像を差し替えればできるぐらいにしておき、作業時間を軽量化します。

とにかく作業をテンプレート化していき、大量に作ることができるよう効率化することが大切です。数売れば当たるには絶対に必要な作業です。

作業のテンプレート化は、自分でテンプレートを作ればよいだけですので初期コストはかかりません。

作業の外注化

初期投資がかかるのでブログ立ち上げ時期はキツイのも事実ですが、一人でできる作業量には限界がありますのである程度ブログが回ってくるようになったら早々に作業の外注化を計画します。

最近はクラウドワークスやココナラなどで比較的安価で質の良い作業を実施してくれる個人ワーカーが多いので活用することでコストも抑えて、大量にサイトや記事を作って回していくことができます。

優良な被リンクをがむしゃらに集める

アフィリエイトで収益化するためには、SEOで上位に来ることが大事です。最近は SNS 集客などもあり、方法も多様化していますが、やはりまだまだ Google 検索からの流入は無視できません。検索上位を得るためには、有力な被リンクを獲得し、サイトパワーを上げることが大切です。

「被リンクをお願いしたら図々しいかな？」とか考えているといつまでたっても被リンクは増えません。がむしゃらに、なりふり構わずに収益化を目指していくためには、機会を見つけては常に被リンクをお願いしていきます。

断られても、無視されても、それが普通で当たり前ですが、それでもお願いするだけならかかるコストは０円です。もしもこのアプローチで被リンクが獲得できたら、その効果は大きいことから、被リンクのお願いはしてみるべきですね。

まとめ：なりふりかまわず収益化

ブログの楽しさや交流などは度外視して、とにかく収益化を目指していきたいなら、いくつかのポイントがあります。

ポイント

ただし、「これは本当に楽しいのか？」という疑問はあります。ブログの第一の目的は収益化だとしても、楽しい記事を書く、かわいいデザインを工夫して、ブロガー同士交流することも楽しみの一つです。

なりふり構わず収益化を目指せば、この楽しみは半減、もしくは０になります。どちらを選ぶかはあなた次第ですが、「楽しさ」がなければ続かないのも事実、そうそうに挫折しあきらめてしまう人も出てくることでしょう。

やはりブログは「楽しみ」ながら、ゆっくりと収益化を目指していくほうが、おすすめです。

ブログを穏やかにゆっくり楽しく始めていきたい初心者の方向けに、「ブログの始め方」を案内しています。ぜひご覧くださいませ。