【確定申告】ブログ・アフィリエイト収益の帳簿の付け方（振込手数料の取り扱い）弥生会計 青色申告オンラインを使う

ブログ・アフィリエイト収益が出たときに、単純にASPからの入金された額をそのまま売り上げにしていませんか？実は、それは適切では無いかもしれません。〇月に承認された金額、２か月後に振り込まれた入金、振込手数料はそれぞれ会計ソフトにどのように入力したらよいのでしょうか？

本記事では、ブログ・アフィリエイト収益の帳簿の付け方を解説します。アフィリエイターの確定申告なら、やよいの青色申告オンライン（弥生会計）が使いやすい ので、本記事内では弥生会計 青色申告オンラインを使って解説します

本記事では、アフィリエイト収益の一般的な解釈をもとに弥生 青色申告オンラインへの入力方法の一例を紹介しています。個別事案では入力の方法が異なる場合があります。本情報のご利用については必ずご自身の責任においてご実施ください。

アフィリエイトの収益の帳簿への登録方法

売上と売掛金について

アフィリエイトの収益を帳簿につける際に知らなければいけない概念に「売上」と「売掛金」があります。簡単ですので、サクッと覚えてしまいましょう。

たとえば、５月に１０万円の商品を売って、７月に振り込む予定の取引なら、５月に売上（売掛金）が１０万円つきます。７月に入金が１０万円つきます。

商品が渡され取引が成立したら（お金が入金されていなくても）「売上（売掛金）」を計上しなければならないことを覚えてください。いわゆる「ツケ」みたいなもです。後日入金されることで帳簿上の数字が合います。

アフィリエイト収入について

アフィリエイトの場合、「成果発生」→「成果承認」→「入金」の流れで進みます。この「成果承認」が売上（売掛金）であり、「入金」が入金です。本来は、すべての承認タイミングで売上（売掛金）を記録するのが適切ですが、月に数十、数百と成果承認があると、すべてを記録するのは大変ですね。

アフィリエイト収益の場合、月ごとの「成果承認」→「入金」で記録するのが簡単です。

月間で処理する場合、毎月の金額をまとめて計上するだけで良くなり簡単です。都度処理する場合は、毎回（すべての承認に対して計上し）入金額とあっているかをチェックしなければなりませんので大変です。

弥生 青色申告オンラインへの入力方法

アフィリエイターが個人収益を管理する場合、弥生の 「青色申告オンライン」ソフトが便利です。「青色申告オンライン」を用いた場合の具体的な入力方法について解説します。

 売上（売掛金）の入力方法

「A8.net」や「もしもアフィリエイト」などほとんどのASPでは、月間の承認額がレポート等で確認できるようになっています。弥生 青色申告オンラインに、毎月月末にその月の「成果承認額」の合計を入力します。

弥生 青色申告オンラインでの入力はとても楽です。

入金時の入力方法

ASPから報酬が入金された場合に入力が必要です。入金は売掛金の回収に相当します。きちんと入力しておかないと売掛金が持ち越され未回収金として金額が増えていってしまうので正しい入力が必要です。

また、振込手数料を引いて入金された場合、売掛金に対しての紐づけをして入力することで最終的に数字が合います。弥生 青色申告オンラインでの入力は、振込手数料を引いて入金された場合にも対応していることから、使いやすい会計ソフトです。

• 「取引日」は入金された日付を入力
• 「振替元」は「売掛金（ASP名）」
• 「振替先」に入金された口座を指定（個人用の口座の場合は「普通預金（個人用）」、事業用の口座の場合は「普通預金（〇〇銀行）」）
• 「概要」は適切に書いてください
• 「金額欄」は実際に入金された金額を入力
• 振込手数料が成果承認額から引かれて入金された場合は「手数料負担」を「自己負担」にして、「振込手数料」に手数料相当分を入力します

ASPによって振込手数料を引く場合と引かない場合があります。入金時に振込手数料を除いて入金された場合は上述のように振替の処理において「手数料負担」を「自己負担」にして、「振込手数料」に手数料相当分を入力を行うことで、最終的に売掛金や預金残高などの数字が一致します。

この「手数料負担」を「自己負担」があることがとても便利で、これにより最終的な数字が合います。弥生 青色申告オンラインは対応しているのでとても便利です。

まとめ：ブログ・アフィリエイト収益の帳簿の付け方

個人でアフィリエイトをしていると、確定申告が心配になりますよね。確定申告は必要に応じてしっかり行わないといけません。確定申告のための会計・帳簿付けは弥生の青色申告オンラインが使いやすいです。

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